今回の第41回山王山登山道整備では、次の作業を行いました
◎ 登山道整備は7月と8月は暑さのためにお休みしていました。
9月になり再開しましたが、この日は蒸し暑くて風もなく、少し動くだけで汗まみれになり厳しい条件でした。
◎ 整備を始めて9年目となり年月を経て荒れてきた登山道は、土が削られて岩が出てきて、細かい砂利ですべるようになりました。 そのためにその部分の登山道のルートを変えて7月に新設をしましたが、今回はその続きを行い完成しました。
◎ 今年は雨が多く降り、草木の成長が早くて駐車場も荒れた状態になり、手入れをしてきれいになりました。
◎ 山王山の山頂に餌台を設置して、自然の餌が少ない時期にヒマワリの種を与えています。
そこにはヤマガラ・ヒガラ・メジロが食べに来ます。今回は、更に野鳥が増える事を願い小鳥の巣箱を設置しました。
◎ 巣箱と繁殖行動については下記のような注意点が有ります。
小鳥は木の洞で繁殖しますが、山王山には穴が出来る太い木が少ないので設置しました。
2.巣箱は太い木の枝のない幹にかけ、高さは2.5m程で入り口は開けた方向に向ける。
秋~冬にはねぐらとして利用する事もあり、3月後半から4月上旬にかけて繁殖します。
子育て中の親鳥はとても神経質で、巣箱の中にいて驚くと卵やヒナがいても
二度と戻らないので、遠くから見守るだけにしてください。産卵から1ヶ月余りで巣立ちます。
5.巣箱を利用するのはヤマガラ・ヒガラ・シジュウカラが多いとされます。
※ 山頂の餌台にはヤマガラとヒガラが食べにきます。 山王山に巣箱を設置するのは
初めての試みですが、繁殖行動をしてくれるように驚かさないよう暖かく見守って下さい。
皆さんと行う山王山登山道整備も43回となりました。
登山道整備に協力して頂ける皆さんのおかげで、多くの作業が出来て綺麗になりました。
皆さんのご協力をありがとうございました。
2022年9月11日
山王山登山道整備会
高橋正次