第5回活動「松ぼっくりやどんぐりなどの木の実で工作をしよう」
新型コロナウィルスの第六波の感染拡大が懸念される中ではありましたが、ふれあいセンターの大会議室を借用して室内でのふれあい活動を実施しました。
児童8名と同伴者3名の参加を得て、講師・安全管理員等5名で雑木の枝や木の実を活用した小さな木工作を楽しみました。
9:00 受付,健康チェク、机や椅子の準備
三密を避けることなどの注意
9:15 2グループに別れて、A―ひな飾り作り B―やじろべえ作り
作業の進んだ子から、松ぼっくり飾りに取り組む。
10:15 AとBの工作を交替
11:15 後片付け、ビー玉遊び
11:30 ふれあい公園 外遊び
11:45 解散
大会議室で分散して活動できるように2グループに分け、一方は竹ひごとくるみの実と小枝を利用した「やじろべえ作り」から取り組み、もう一方は円筒形に切りそろえた小枝と枝を輪切りにした円盤で「お雛様作り」から取り組みました。
それぞれのグループで作業の早く進んだ子は、松ぼっくりの飾り、どんぐりの飾り、木の短冊へと少しずつ移行して工作しました。
1時間ほどしてそれぞれのグループの「やじろべえ作り」と「お雛様作り」が一段落したので、交替して「お雛様作り」は「やじろべえ作り」に取り組むというように活動の後半に移りました。
紙やすりでお雛様の顔をきれいに磨いたり、くるみの穴にひごがぴったりはまるように、ひごの先端を削って調整したりと根気よく作業に取り組むひたむきな姿が見られました。
また、うまくいかないときには進んで講師等に助けを求める意欲を感じました。
「わあっ、おおきな松ぼっくり。」 「ボンドでうまくつかない。」 「かわいい感じでうまくできたね。」 「さっきまでは、うまく立ったのに(釣り合い)、どうしても立たない。どうして?」 「ここは、どうしたの?」…などと、素直に表現する姿や松ぼっくりやドングリを分け与える姿が講師等を喜ばせました。
今回の活動で使われた工作材料の木の枝は、山王山の登山道整備の際に切り払われた雑木をいただいてきたものです。
改めて整備にあたられた関係者の方々にお礼申しあげます。
2022.01.15(土)
下有知小学校放課後ふれあいクラブコーディネーター
松田 和彦