山王山153mから松尾山137.1mへの縦走登山道がつながりました。
コースとしては、下有知の登山口~山王山~堀切~岩場~鞍部~松尾山~瀬尻登山口~車道歩き~八幡神社登山口~鞍部~岩場~堀切~山王山~下有知登山口を周回すると、ゆっくりと歩いても2時間ほどです。
山歩きを片道だけにしたい場合は、帰りは永昌寺登山口から小瀬地区の市道をのんびりと歩いて15分ほどで下有知の登山口に戻る事もできます。
下有知のしもうち登山口には山全体の地図を入れたポストを設置しましたのでご自由にお使いください。(2018.07.01)
そして、さまざまな登山コースを選んで楽しんでください。
駐車場には山桜の大木があります ここの山桜は4月初めに花と葉が同時に開きます。
山王山の山頂153mは御嶽山や金華山から北の揖斐地方の山々の展望が出来、下有知全景の町並みを見ることができます。
縦走路は変化に富んでいて楽しめられ、戦国時代に作られたのか堀切り跡も見られます。
美濃市から山王山を見ると富士山の形に似てカッコ良く、『 美濃富士 〛と呼ばれていると美濃市の方のお話です。
山王山には四国88箇所めぐりが出来るように1845年(嘉永7年)に設置された88の石仏が鎮座されています。
石仏には當村(当時は下有知村)として村井・三輪・後藤・山田・山口・池村・臼田・平田・横山・篠田・天野・八代・大野・高井・大澤・八木・長谷川・横山・辻・武藤などの文字が彫られています、きっと皆さんのご先祖様の名前が載っていると事と思います。
松尾山展望台からは長良川・弥勒寺・瀬尻小学校が展望できます。
(2019.05.27.追加)
下有知には江戸時代に作られた曽代用水が流れています。
『江戸時代、関村の兼永町に居住した柴山伊兵衛と、尾張藩の浪人と伝えられる喜田吉右衛門と、その弟で医者であったと伝えられる林幽閑の三人が、苛酷な農民に課せられる年貢に心を痛めていた。 寛文三年(1662年)に、下有知の三王山に登って用水開発の構想を企て、その年から美濃市曽代から関市小屋名に至る関係諸領主の決裁を求め、ようやく寛文六年に至ってその許可を得て、寛文七年から開発工事に着手し、寛文九年に一応曽代村から下有知・関・小瀬・小屋名に至る用水路を完成させた。』
※参考文献 「ふるさと再発見」 平成十四年一月 関市教育委員会 発行より要約
◎ここでは下有知の三王山と表記されていますが、これが現在の山王山の事です。
山登りをして頂上まで登り切ると達成感を受け気持が高揚します。
この高揚感は一週間持続するそうです、気持ちを前向きする登山の効果と自然の美しさを感じながら山王山に登ってみませんか?
※カーナビ設定は下記のトーエー食品(株)にすると下有知登山口駐車場の近くに来られます
〒501-3217 岐阜県関市下有知21-3 Tel:0575-24-5501
2014年10月4日
下有知役員ふれあいまちづくり推進委員会
委員長 高橋正次(下有知区長会長)