6月22日(日)に地域環境保全活動の一環として、生態系保全観察活動を行いました。
当日は、小雨にもかかわらず、上切区住民の約90人が参加して、保全調査区域の水路周りの草刈りを実施しました。
そのあと山口大学名誉教授の遠藤先生・美濃森林アカデミーの須田先生・岐阜美濃生態系研究会会長の三輪様を講師にお迎えして、水路に生息している絶滅危惧種の「カタハガイ」「マツカサガイ」「トンガリササノハガイ」「ヌマガイ」また、それらの貝が子孫を残すためには「アブラボラ」「カワムツ」などが、貝に産卵して共存関係が成立して生態系が保たれていることを、実際に確認捕獲した生物を見ながら説明を受けました。
上切区での生態系の保全活動は、平成19年より継続して実施していますが、毎年、地域住民の皆さんの協力で水路の保全が保たれて、当水路周辺の絶滅危惧種は無事保護されていることが確認できました。
今後も生態系を守っていくために、環境保全活動を継続していきたいと考えています。
2014年6月22日
上切地域保全会会長
下有知6区区長 後藤友晴