赤谷池、テクノ調整池公園、下有知駅付近

〔6名参加、保護者3名、安全管理員3名〕

5区(中組)の環境保全事業である赤谷池の絶滅危惧種「ウシモツゴ」の生態調査に参加させていただきました。

NPO法人「ふるさと自然再生研究会」塚原幸治さんより「ウシモツゴ」の保護活動・調査方法を説明していただき、池の各所に網の仕掛けを投入しました。

30分後に引き上げるため、その時間を利用してテクノハイランドのトイレのある調整池公園に移動して休憩しました。

休憩後、投入箇所の網籠を引き上げ、どのような生物が入っているかを確かめました。多くのウシモツゴが入っている網籠が引き上げられた時には歓声が起きました。

ブラックバスやブルーギルは、1匹も入っておらず、ウシモツゴの他にスジエビ、ヌマムツ、外来種のアメリカザリガニが入っていました。

ウシモツゴ捕獲合計数48匹で順調な生育が確認できました。

赤谷池から下有知駅東の排水路に移動し、塚原さんが採取された絶滅危惧種の淡水イシガイ類を見せていただきながら、

貝のイシガイ類と魚のタナゴ類の産卵・幼生期の密接なかかわり合いを教えていただき、淡水イシガイ類の生育する水系の生物の多様性や赤谷池とその水系の貴重な環境について教えていただきました。

生育に適した環境保全の大切さを実感できたことでしょう。

8:45 受付、体調確認、赤谷池堤東端へ移動
8:50 講師、5区区長・土木水利委員紹介

9:00 平成 22年「全国豊かな海づくり大会」で始まった絶滅危惧種ウシモツゴの保護増殖活動についての説明

9:15 捕獲わな(網籠)とおびき寄せる練り餌の説明

    仕掛ける場所に移動、練り餌を入れた捕獲わなの投入
9:35 調整池公園に移動 休憩、赤谷池へ移動

10:05 捕獲わなの回収、ウシモツゴの捕獲数確認

10:30 下有知駅付近の赤谷池排水路(寺田川)に向けて移動

10:55 絶滅危惧種の淡水二枚貝の説明

11:20 保護者迎え確認、解散

2023,9,16(土)
下有知小学校放課後ふれあいクラブコーディネーター
松田 和彦