第3回活動 「木材片を利用して工作を楽しもう」

木工作の材料は、高橋正次さん達が山王山の登山道整備で伐採した枝や高橋さんの知り合いから入手された木材などを用いて、かなり前から入念に数多く準備していただきました。また、登山道整備仲間の鳥本哲夫さんにも応援に来ていただきました。

最初は笛のペンダントです、カヤの木と桜の木の枝を使いあらかじめ作っておきました。

特に、笛は技術的に手の込んだ工作が必要でしたので、音が鳴るようにして磨きあげてから提供していただけました。

しかも、桜の木とカヤの木の二種類も用意してもらいました。 試しに音を出してみるときは、子どもらしく喜々として鳴らしていました。 首にかけるための紐にベトナム製の部材や手芸用のビーズなどを通す作業には低学年男子はてこずっていました。 野外で活動するときに安全確認や合図に使えそうです。

二番目は色々な形の木の台を組み合わせ、そこに色々な部品を飾りました。 

時間内に活動を終えるため、見本となる作品も小学一年生のお孫さんの手も借りて数多く準備され、迷わずに木工作品がイメージできるようにしていただきました。 用意していただいた見本例とそれらの組み合わせるパーツの木片類とを見比べ、材料を手にとって選ぶことから始まりました。

いろいろな大きさに裁断して磨いたり穴を開けたりして加工した木片や市販の手芸部品などを、ボンドで接着して見本のトンボやうさぎなどからイメージした作品に上げる作業は順調に進み、次から次へと作品の材料を選んで工作することを集中して、どの子も取り組むことができました。

部品の種類はさまざまな木の玉・木の棒・さまざまな色や形のガラスの飾り物・色々な色のモール・特に精巧に作られた蝿の飾り物は皆が“可愛い!”と大人気でした

家でも今日の体験を活かして、作品づくりができるよう材料を持ち帰ることができるにしていただけました。

10月開催の下有知の文化祭に出品できるように手続きする予定です。文化祭での作品展示が楽しみです

〔10名参加、保護者4名、安全管理員3名 〕
8:30 講師や安全管理員の皆さんで準備 
8:50 受付、名札と席の確認
9:00 挨拶、講師紹介、工作について説明
9:10 笛と飾り紐の材料を選び取る※飾り紐づくり
     ※色々な形の木の台を組み合わせ、そこに色々な部品を飾る
10:50 休憩、作りかけの作品の仕上げ 、友達の作品を見る
11:15 片付け、整理整頓、連絡  11:30 解散

2025年7月26日
下有知小学校ふれあいクラブ
コーディネーター 松田和彦