2016年3月14日に下有知小学校で大銀杏とのお別れ会が開催されました

下有知小学校の校庭にそびえる大銀杏は、下有知小学校の過去と現在と未来をつなぐシンボルとして位置づけられ、校歌にも 『 校庭に立つ大銀杏 その梢指す大空に 明日の日を夢みるわれら 』 と詠われています。

大銀杏は昭和56年に体育館の新築工事の際に現在の地に移植され元気にそびえていました。

しかし年を経るにしたがい樹幹下部は腐朽が進んだために幹の空洞が広がり、平成10年に樹勢回復の土壌改良と腐朽を防ぐ防水加工をして、今年も沢山の葉をつけて元気そうに見られる大銀杏ですが、樹齢はおよそ120年です。

緑の博士と言われるグリーンドクターの方は倒伏の可能性が高いとの診断結果がでました。

大銀杏のすぐ横は子供達の通学路であり、保護者や来客が徒歩や車で来校するメイン通路にもなっていて事故につながる心配がでてきました。

こうした現状を下有知小学校PTA役員・下有知小学校保護者・しもうちふれあいまちづくり協議会のあらゆる組織・下有知敬老会など、下有知の住民の皆様に昨年の10月から5ヶ月間にわたり説明をしてご意見をお聞きしました。

そして、 『 大銀杏を根元から伐採して若く元気なひこばえに将来を託し、大銀杏の後継樹として育てていく 』 という意見にまとまりました。

大銀杏について橋詰勝司校長先生のお話

今日は下有知小学校の全校生徒と下有知の皆さまで大銀杏とのお別れ会を行いました。

青空のもとで大銀杏を見ながらお別れ会をしようと下有知小学校の先生方は万全の準備をしてきて頂きましたが、残念なことに雨降りのお天気になり体育館でのお別れ会となりました。

児童代表のお話

式次第

1.  大銀杏についての話  橋詰勝司校長先生

2.  保護者代表の話  山藤千里PTA会長

3.  移植した時のPTA副会長の話  松田幸彦下有知修徳会会長

4.  地域住民代表の話  武藤哲夫しもうちふれあいまちづくり協議会会長

5.  児童代表の話

6.  校歌合唱

7.  参加者全員で記念撮影

2016年3月14日
下有知ふれあいまちづくり推進委員会
委員長 高橋正次(下有知区長会長)