〔 5名参加、保護者1名、安全管理員4名 〕

日本各地で大雨や洪水の被害が連日のように報じられる中、大変蒸し暑い曇天でしたが、第3回活動「曽代用水沿いを歩き、用水のくふうを見つけよう」は、中組集会所を起点にして予定通り実施することができました。

受付後、曽代用水開鑿の紙芝居上演で始まり講師の松田幸彦さんの自らも携わられた昭和30年代の季節労務者等の人力による用水改修工事のお話を聴いて、先ずは、井神社・曽代用水の概要をつかみました。

そして、旧美濃町泉線路跡の歩行・自転車専用道路を歩き、旧神光寺駅跡から道路と用水を横断して松野分水設備と松ヶ洞支線に着き、用水見学をスタートしました。所々に設置された用水の洗い場や手漕ぎのポンプ井戸を見て、天理教傍らの押しボタン信号で渡り、ほぼ一直線の幹線沿いに出た後は、幹線と支線の水量や流速の違いを実感したり、最近行われた改修部分・標識を見つけたりしました。

蒸し暑さで子ども達は汗で髪が濡れているような状況でしたが、豊かな流れとともに歩き、幹線・支線の変化が見られる所での問いかけに、自分で考え積極的に発言する一生懸命な姿が随所に見られました。また、曽代用水土地改良区事務局のご好意で杁之戸分水設備内に入らせていただき、参加した子ども達は瀬尻・小金田・関支線の高低差を実見し、水流による響き・冷涼を肌で感じることができ、貴重な一時を過ごすことができました。

水ノ輪公園の休憩時は、直ぐ遊具で遊び始める元気ぶりで、帰路ついても、土地の高低差・支線の合流箇所を確かめたり、田に隣接する用水路の水流に自ら手を浸したりと、その元気さは、センター到着まで続きました。

8:30 中組集会所集合、受付、名札・席・資料確認
8:40 「曽代用水」紙芝居上演

9:05 松田幸彦さんの昭和の曽代用水改修のお話

9:40 休憩後出発、旧美濃町線線路跡、神光寺駅跡

9:55 松野分水、松ヶ洞支線、用水の洗い場見学

10:05 井戸とポンプの見学、幹線に沿って歩く

10:40 杁之戸分水見学、水ノ輪公園休憩 ~11:10

11:30 ふれあいセンター到着、解散

2023.07.15(土)
下有知小学校放課後ふれあいクラブコーディネーター
松田 和彦